古本の仕事で大金持ちになる方法

web担当のi股です。

先日、田舎に数日間帰省して実家の用事をこなしてきました。

 

90歳を超えている祖母を施設に入れるかどうか、という判断のために

家族と施設を視察したり、祖母の財産状況を調べたりしたのですが、

その過程で、祖母が予想外に多くの資産を貯蓄していたことが分かりました。

 

私の祖母は職業軍人の奥さんだったので、年金の他に軍人恩給の支給があり

そのほとんどに手をつけていなかったので、年金だけでかなりの貯蓄を形成していたのでした。家族が知らない間に…。

 

それを見て、ふと気づいたことがありました。古本屋が富裕層になる方法。それはズバリ・・・

「本の売り上げに一切手をつけないこと」です。

 

古本の売り上げは、ほんの15年ほど前と比べてもかなり落ちていると聞いています。

本の相場が年々落ちている昨今、本の売り上げだけで生活を維持し、かつ商売を大きくしていくのはなかなか至難の業です。

 

例えば少ないですが、仮に月の売り上げが20万あるとしましょう。

そこから生活費を15万抜けば、残り5万円を本の仕入れに充てられるわけですが

この程度の資金しか回せないとなると、短期間で商売を大きくするのはなかなか難しいです。

 

本の売り上げから生活費を抜かず、20万まるまるプールすればどうでしょう。

月々の貯蓄金額としては申し分ない金額です。

ほっておけば1年で240万溜まりますし、10年で2400万円の貯蓄を形成できることになります。

 

その間の生活費はどうするか?バイトでも内職でもすればいいわけです。

 

古本の換金手段には色々ありますが、通常通り小売をした場合

利益率はだいたい70%になるのが平均と言われています。

 

本の売り上げが1000万溜まったなら、

そのうち100万程度を仕入れ資金として運用してみましょう。

年利70%の優良な運用先として有効活用できるわけです。

 

ま、あくまで理論上の話ですが、

商売人としてはこういう視点を持つことも必要かなと考えたこの頃でした。