川崎市 宮前区 古本、古書、古道具、古美術、古い物何でも、強化買取します。
何でも買います。映画パンフ、コンサートパンフ、切符、チケットの半券、マッチラベル、弁当の袋、古いポスター、版画、書道、茶道具、掛軸、絵画、古い漫画、古い雑誌、古い煙草、絵葉書、古い手紙、古ければ古いほど嬉しいです。
買取のご依頼はこちらまで:090-2473-4495(吉田)
戦前の物、何でも買います。 東北、神奈川県、東京都、強化買取。 銀葉堂書店
戦前の物、何でも買います。 ネジ一本でも、木材でも、椅子でも、ビンでも、布きれでも、扉でも、手紙でも、記念写真でも、危険物や法に触れる物でなければ何でも買います。ホコリや石ころは買えませんが、戦前の人口物でありましたら何でも買います。量が少ない場合は段ボールに詰め込んで着払いで送って頂ければ買います。量が多い場合は無料にて片付けを兼ねて買取いたします。先ずはお電話下さい。本当に買い取ります。
買取のご依頼はこちらまで:090-2473-4495(吉田)
銀葉堂では11月も東北買取強化します。古書や古美術や道具類の買取10%から30%アップキャンペーンをやります。
関東近郊、東北6県、戦後の学術書なら買取査定から10%アップ。戦前の書物、道具類、古美術、なら買取査定から20%アップ。古い蔵や古民家などの中にある物の一括売却でしたら30%アップをいたします。 戦前から続くお店の古い物や、古い駄菓子屋の昔の在庫や、おもちゃの問屋の古い売れ残り在庫、古い映画館の倉庫に置きっぱなしの昔のポスター類、古い蔵に眠っている道具類全般、等々、買取査定には自信があります。去年ですが、東北の旧家の買取をしましたが、お客様が我々と他の業者の2業者にそれぞれ査定をしました。他の業者が数万円だったらしいのですが、我々は18万と査定をしました。特に江戸、明治、大正、の物には査定の自信があります。お電話だけでもお待ちしております。秋は即売会が多くて在庫が足りません。
買取のご依頼はこちらまで:090-2473-4495(吉田)
神保町古書会館にて古書即売会「紙魚之會」に出店します。
平成28年9月9日と10日の2日間、当方と相方の2業者が神保町古書会館にて古書即売会「紙魚之會」に出店いたします。
今回も当方は東北での初だしの和本を中心に激安で挑みます。
参加書店
古書赤いドリル(下北沢)、朝日書林(江東区)、おどりば文庫(神保町)、がらんどう(神保町)、古書かんたんむ(神保町)、キクヤ書店(さいたま市)、きさらぎ文庫(石神井)、佐藤藝古堂(埼玉県)、シルバーゼラチン(川崎市)、竹内書店(葛飾区)、西堀(常総市)、土屋書店(文京区)、利根川古書専門店(さいたま市)、古本ねこや(川越市)、三崎堂書店(荒川区)、みわ書房(神保町)、ゆずりは書房(川崎市と宮城県)、書肆ひぐらし(神保町と鹿児島県)、文泉堂書店(神保町)、竹岡書店(高円寺)。
場所 東京古書会館
千代田区神田小川町3-22 (電話)03-5280-2288(会期中のみ)
9日の開始は10時から18時まで
10日の開始は10時から17時まで
尚、買取もドンドンやっております。古い物なら査定に自信あり。宜しくお願いいたします。
090-2473-4495(買取の直通番号、吉田)
ポペリズムとファズのレイヤー 風船舎の目録「マッカーサーがやってきた(1945-1952+1972)」を、読んで
去年の夏場である。私は駒沢公園の近隣にある、不思議な建物へと向かっていた。映画「ロビンソンの庭」のような植物に塗れたマンションに到着すると、風船舎の店主、赤見氏が私を待っていた。世田谷の中心地である風景とは異質を為しているその集合住宅は、赤見氏曰く次世代のロハス建築に置けるモデルともなってるそうで、時の流れが若干揺らいでいる錯覚を感じるアーキテクチャーという印象を受けた。少しばかりゆらゆらと揺らめいていて、所々に葉っぱがニョキニョキと、何となく雑音も無くなったような、強度なテントを張って住んでいるような、こんな所で風船夫婦は目録を作っているのかと、感動した覚えがある。 一年後、ポストを除くと分厚いカタログのような物が入っていた。風船夫婦が一年の歳月を掛けて作り上げた例の目録かと瞬間で理解した。占領期をテーマにした今回の目録は、時系列で構成されていて次々と断層を作り上げ、占領期の終わりと共に完結するのだが、最後の一点が占領期後の反戦ポスターで幕を閉じている。 杉本博司や山崎博の水平線の写真には、五大元素の肉眼で確認出来る二層を平面構成の如く写しこんでいくのだが、その風景は世界のあらゆる所で存在する風景であり、違う元素が存在する境目でもある。勿論、その断層は共存し合っている訳で、この地上での肉眼で見える最大面積の断層とも言える。風船夫婦は占領期をテーマに目録で断層を塗り重ね、反戦を最後の層として完結させたかったのだと思う。勿論、これは政治的な意味は存在しない。 建築の世界ではペーパーアーキテクチャーや、カプセルを飲みこんで体内で存在する建築物、といったオルタナティブな研究方法がある。ファッションの世界でもポペリズムという、切り刻む、穴をあける、等といった従来のモードとは真逆な発想が90年代以降に定着してきた。その精神は風船舎の師匠である、石神井書林、月の輪書林、のバイイング理論が大きく影響している。 あの、妙な建物で風船夫婦は寡黙に目録を作り、表にも出ずに世間を騒がす様は、現行のファッションで例えると、アンユーズド、あたりと思うのは私だけでしょうか? それにしても風船さん、お疲れさまです。
利益率8%の商売
web担当のi股です。
私は当初から古本業界にいたわけではなく、
30代半ばまでサラリーマンをしており、
ある事情で辞めた後、まずは古本屋以外の商売をスタートしています。
その当時手掛けた商売の中には
今でも名残があって毎月の収入があるものもありますが、
中には完全撤退に至ったものもあります。
本日は、その中の一つについて話をしてみたいと思います。
私は以前、カナダのメーカーからある防犯グッズを輸入して
東急ハンズに卸をしていました。
個人で行う輸入ビジネスと言えばネット通販が主流ですが
転売という行為に虚業感が感じられてならなかったため、
メーカーから直接仕入れて正規の日本のショップで売る、ということを
模索したのです。
東急ハンズと新規取引をするための手法など
ネット上には流れておりません。
少ない手がかりをもとに、全て自分の頭で考え模索して
大手小売店に商品を通すことができました。
(英文メールのコツも身に着けました。今は少し危ういですが…。)
その経験自体は大変私自身の身になったのですが
(おかげでおかしなビジネスセミナーを無駄に受けに行く必要がなくなりました。)
商売としては失敗で、1年ほどやった後、問屋に取引停止を打診しました。
そうした理由を挙げると、
1)日本の小売店は掛け率が高い。
問屋を通すと売上の56%を持っていかれる。
2)対して、外国の小売店は売上の30%程度を持っていく場合が多く、
それをそのままメーカーから日本に輸入すると、
その差で利益をかなり損なう。
3)東急ハンズは在庫を店頭分しか抱えず、補充の度に問屋に発注をする。
従って、個人が日本全国の支店と直接取引するのは難しい。
4)とは言え、問屋を通すと自分で売れ行きを把握することができなくなるため
どれだけの在庫をキープしておけばよいか見えなくなる。
5)「安ければ安いほどいい」というのが東急ハンズのバイヤーの考え。
新規取引に当たっては、問屋から「上代が高すぎる」とかなり絞られました。
こんなことはネット上には一切出回っていない情報だと思います。
実際に体験しなければ、商売としての良し悪しを判断できないでしょう。
問屋からはパッケージのデザインや形状についても強く注文を付けられましたし、
納期厳守が当たり前で、かなりストレス度の高い業界であることも分かりました。
結果、このビジネスは当初利益率を30%程度見込んでいたのが利益率8%程度まで落ち込んでしまいました。
東急ハンズに卸している日本のメーカーや輸入業者はたくさんありますが、
いったいどうやって儲けを出しているのか、今でも謎で仕方ありません。
ま、そんな過去の話はいいとしても
古物商という商いのなんと緩やかで、穏やかなことでしょうか。
もっとも、次回は古物ビジネスのシビアな面を書くかもしれませんけどね。
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